鳴門市議会 > 2020-06-30 >
06月30日-06号

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  1. 鳴門市議会 2020-06-30
    06月30日-06号


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    最終取得日: 2021-09-09
    令和 2年  6月定例会(第2回)          令和2年 鳴門市議会会議録 (第12号)           令和2年6月30日(会期21日中第21日目)              議 事 日 程 第 6 号 諸般の報告第1 議案第42号 専決処分の承認について(令和2年度鳴門市一般会計補正予算(第2号))   議案第43号 専決処分の承認について(令和2年度鳴門市水道事業会計補正予算(第1号))   議案第44号 令和2年度鳴門市一般会計補正予算(第3号)   議案第45号 令和2年度鳴門市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)   議案第46号 令和2年度鳴門市水道事業会計補正予算(第2号)   議案第47号 鳴門市税賦課徴収条例の一部改正について   議案第48号 鳴門市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について   議案第49号 鳴門市手数料徴収条例の一部改正について   議案第50号 鳴門市国民健康保険条例及び鳴門市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について   議案第52号 和解について   議案第53号 令和2年度鳴門市一般会計補正予算(第4号)   議案第54号 令和2年度鳴門市水道事業会計補正予算(第3号)   請願第 9号 徳島県主要農作物種子条例の制定を求める意見書の提出に関する請願書   委員長報告  質疑  討論  採決第2 意第  1号 徳島県主要農作物種子条例の制定を求める意見書   提案理由説明  質疑  討論  採決第3 同意第 2号 農業委員会委員の任命について   提案理由説明  質疑  討論  採決第4 常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続調査について    ──────────────────────────────────             本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件 諸般の報告日程第1 議案第42号から議案第50号まで、議案第52号から議案第54号まで、請願第9号     委員長報告  質疑  討論  採決日程第2 意第1号     提案理由説明  質疑  討論  採決日程第3 同意第2号     提案理由説明  質疑  討論  採決日程第4 常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続調査について    ──────────────────────────────────             出   席   議   員 (21名)  議長  宅  川  靖  次  君  1番  東  谷  伸  治  君    2番  上  田  公  司  君  3番  高  麗  裕  之  君    4番  林     勝  義  君  5番  秋  岡  芳  郎  君    6番  浜     盛  幸  君  7番  大  石  美 智 子  君    8番  佐  藤  絹  子  君  9番  長  濱  賢  一  君    10番  橋  本  国  勝  君  11番  圃  山  俊  作  君    12番  藤  田  茂  男  君  13番  潮  崎  憲  司  君    14番  東     正  昇  君  15番  平  塚  保  二  君    16番  三  津  良  裕  君  17番  宮  崎     明  君    18番  山  根     巌  君  20番  野  田  粋  之  君    21番  松  浦  富  子  君    ──────────────────────────────────             説 明 の た め 出 席 し た 者  市長      泉   理 彦 君   副市長     谷   重 幸 君  企業局長    近 藤 伸 幸 君   政策監     小 泉 憲 司 君  事業推進監(地方創生担当)兼企画総務部長 市民環境部長  廣 瀬   高 君          尾 崎 浩 二 君  健康福祉部長  天 満 秀 樹 君   経済建設部長  西 上 昭 二 君  消防長     山 下 浩 史 君   企業局次長   三 居 康 伸 君  教育長     安 田   修 君   教育次長    大 林   清 君  農業委員会事務局長          佐 竹 孝 文 君    ──────────────────────────────────             議 会 事 務 局 職 員 出 席 者  事務局長     米 澤 栄 作    次長       杢 保 マユミ  主査       板 東 政 則    係長       来 島 正 典  書記       吉 成   愛    ──────────────────────────────────     午前10時   開議 ○議長(宅川靖次君) これより、本日の会議を開きます。 日程に入るに先立ち、諸般の報告を申し上げます。 まず、議長会関係会議の概要を御報告申し上げます。 全国競艇主催地議会協議会第153回役員会及び第135回定期総会が、新型コロナウイルス感染症の予防のため、6月25日に書面会議にて開催され、令和元年度の事務事業ボートレース事業の現況及び2020年度重要施策事項について報告を受けました。 また、令和2年度歳入歳出予算並びに役員の改選について決定されました。 以上が、会議の概要であります。関係資料は事務局に保管いたしておりますので、必要に応じてごらんいただきたいと思います。 次に、東 正昇君外1名から、徳島県主要農作物種子条例の制定を求める意見書が提出されております。 次に、市長からお手元に配付のとおり、追加議案提出通知がありました。 諸般の報告は、以上のとおりであります。 これより、本日の日程に入ります。 本日の議事日程は、お手元に配付の議事日程表のとおりであります。 朗読は、省略いたします。    ────────────────────────────────── △日程第1 議案第42号 専決処分の承認について(令和2年度鳴門市一般会計補正予算(第2号))      議案第43号 専決処分の承認について(令和2年度鳴門市水道事業会計補正予算(第1号))      議案第44号 令和2年度鳴門市一般会計補正予算(第3号)      議案第45号 令和2年度鳴門市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)      議案第46号 令和2年度鳴門市水道事業会計補正予算(第2号)      議案第47号 鳴門市税賦課徴収条例の一部改正について      議案第48号 鳴門市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について      議案第49号 鳴門市手数料徴収条例の一部改正について      議案第50号 鳴門市国民健康保険条例及び鳴門市後期高齢者医療に関する条例の一部改正について       議案第52号 和解について      議案第53号 令和2年度鳴門市一般会計補正予算(第4号)      議案第54号 令和2年度鳴門市水道事業会計補正予算(第3号)      請願第 9号 徳島県主要農作物種子条例の制定を求める意見書の提出に関する請願書 ○議長(宅川靖次君) 日程第1、議案第42号から議案第50号まで及び議案第52号から議案第54号までの12議案及び請願1件を一括議題といたします。 本件については、それぞれ所管の常任委員会に付託してありますので、この際、委員長の報告を求めます。 まず、総務文教委員長より報告を求めます。     〔1番 東谷伸治君登壇〕 ◆1番(東谷伸治君) 総務文教委員長報告を申し上げます。 今期定例会で当委員会に付託されました案件は、議案第47号鳴門税賦課徴収条例の一部改正について外議案2件であります。 当委員会は、6月19日に委員会を開催し、慎重審査いたしました結果、議案3件については、いずれも原案のとおり可決すべきと決しました。 以下、審査の概要について御報告申し上げます。 まず、議案第47号鳴門税賦課徴収条例の一部改正についてでありますが、地方税法等の改正に伴い、所要の改正を行うものでありました。 委員からは、新型コロナウイルス感染症等の影響により、令和2年2月以降の1カ月以上の期間において事業等の収入が前年同期に比べおおむね20%以上減少し、いっときに納付し、または納入を行うことが困難な納税義務者特別徴収義務者に対して、令和2年2月1日から令和3年1月31日までに納期が到来する市税について、1年間の徴収猶予を行う制度の周知方法について質疑があり、理事者からは、パンフレットを作成し、相談窓口となる商工会議所等の団体にも配付し、活用していただくとともに、市広報紙及び市公式ウエブサイト上で周知を行っているとの説明を受けました。委員からは、市広報紙等で周知を行っても、制度を知らない方もおり、どのようにすれば知っていただけるようになるのか、その周知方法を検討する必要があるのではないかとの意見がありました。 また、委員からは、徴収猶予の件数について質疑があり、理事者からは、6月15日時点で30件であるとの説明を受けました。 また、委員からは、政府の自粛要請等を踏まえて、文化庁やスポーツ庁に指定を受け、種々の要件に該当した文化芸術スポーツ等イベント等を中止等した場合に、チケット等を購入した観客等がその払い戻しを受けることを辞退したことにより、市・県民税の寄附金控除の対象となる鳴門市内イベント等の件数について質疑があり、理事者からは、確定申告の時期までに把握したいとの説明を受けました。委員からは、このような制度を周知するためにも、例示的にこのようなイベントが対象となるというような説明ができればよりわかりやすくなるのではないのかとの意見がありました。 さらに、委員からは、支援制度が複雑であることから、相談会の開催などを検討してはどうかとの質疑があり、確定申告との関係もあり、税務署等と協議をしたいとの説明を受けました。 委員会では、採決の結果、全会一致で原案を了といたしました。 次に、議案第48号鳴門消防団員等公務災害補償条例の一部改正についてでありますが、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の改正に伴い、非常勤消防団員等及び消防作業従事者等損害補償に係る補償基礎額を変更するなど、所要の改正を行うものでありました。 委員からは、本市における損害補償を受けた件数について質疑があり、理事者からは、障害補償年金遺族補償年金などを支給している事例はないが、昨年、療養補償については、公務中に負傷したことがあり、2件あったとの説明を受けました。 委員会では、採決の結果、全会一致で原案を了といたしました。 次に、議案第52号和解についてでありますが、相手方が運転する車が市の所有する建物に衝突した案件に係る相手方との和解について、地方自治法第96条第1項第12号の規定に基づき、議会の議決を求めるものでありました。 委員からは、和解条項にある相手方が行うことのうち、旧教育委員会棟から鳴門市が指示する倉庫への荷物搬入とあるが、どこに搬入するのかとの質疑があり、理事者からは、事故が起きた倉庫の前にある使用されていない平家建て倉庫を考えているとの説明を受けました。 委員会では、採決の結果、全会一致で原案を了といたしました。 以上が、当委員会審査概要であります。よろしく御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宅川靖次君) 次に、生活福祉委員長より報告を求めます。     〔5番 秋岡芳郎君登壇〕 ◆5番(秋岡芳郎君) 生活福祉委員長報告を申し上げます。 今期定例会で当委員会に付託されました案件は、議案第49号鳴門手数料徴収条例の一部改正について外議案1件であります。 当委員会は、6月22日に委員会を開催し、慎重審査いたしました結果、議案2件についてはいずれも原案のとおり可決すべきと決しました。 審査の概要について御報告申し上げます。 まず、議案第49号鳴門手数料徴収条例の一部改正についてでありますが、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の改正により、個人番号通知カードの交付が廃止されたことに伴い、個人番号通知カードの再発行手数料の項目を削除する改正を行うものでした。 委員からは、今までの個人番号通知カードの再発行数についての質疑があり、理事者からは、再発行数は164件であるとの説明を受けました。 また、委員からは、個人番号通知カードが廃止となる理由について質疑があり、理事者からは、社会のデジタル化を推進するために、個人番号カードいわゆるマイナンバーカードの移行を促進していくためであるとの説明がありました。 また、委員からは、出生等により新たに個人番号が付番される場合について質疑があり、理事者からは、今後、新たに個人番号が付番される場合は、個人番号通知書が送付されることになっているとの説明がありました。 さらに、委員からは、個人番号を証明する書類についての確認があり、理事者からは、個人番号を証明する書類として使用できるのは、個人番号カード個人番号の記載のある住民票及び記載事項に変更のない個人番号通知カードの3点であるとの説明がありました。 委員会では、採決の結果、全会一致で原案を了といたしました。 次に、議案第50号鳴門国民健康保険条例及び鳴門市後期高齢者医療に関する条例の一部改正についてでありますが、国民健康保険または後期高齢者医療の被保険者で、新型コロナウイルス感染症に感染等があった被用者に対する傷病手当金の支給に関する特例を規定する改正を行うものでありました。 委員からは、傷病手当金申請対象者について質疑があり、理事者からは、国民健康保険または後期高齢者医療の被保険者で、給与等の支給を受けている被用者が対象であり、事業主等は対象にならないとの説明がありました。 また、委員からは、傷病手当金支給申請の手続について質疑があり、理事者からは、基本的には世帯主、事業主及び医療機関より記入された申請書の提出が必要であるが、新型コロナウイルス感染症の疑いで自主的に休養した場合など、医療機関において申請書が記入できない場合等については、世帯主と事業主によって記入された申請書等の提出により手続をしていただくとの説明がありました。 さらに、委員からは、傷病手当金に関する補正予算積算根拠についての質疑があり、理事者からは、徳島県の帰国者・接触者相談センターへの相談人数を考慮して、人数については60人を想定し、1人当たりの支給日数については7日と想定して積算しており、傷病手当金に係る費用は国から全額補填されるとの説明がありました。 委員会では、採決の結果、全会一致で原案を了といたしました。 以上が、当委員会審査概要であります。よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宅川靖次君) 次に、産業建設委員長より報告を求めます。     〔12番 藤田茂男君登壇〕 ◆12番(藤田茂男君) 産業建設委員長報告を申し上げます。 今期定例会で当委員会に付託されました案件は、請願第9号徳島県主要農作物種子条例の制定を求める意見書の提出に関する請願書であります。 当委員会は、6月23日に委員会を開催し、慎重審査いたしました。 請願第9号の審査結果については、お手元へ配付の請願審査結果報告書のとおりであります。 よろしく御賛同賜りますようお願いいたします。 ○議長(宅川靖次君) 次に、予算決算委員長より報告を求めます。     〔10番 橋本国勝君登壇〕 ◆10番(橋本国勝君) 予算決算委員長報告を申し上げます。 今期定例会で当委員会に付託されました議案は、議案第42号専決処分の承認について(令和2年度鳴門市一般会計補正予算(第2号))外議案6件であります。 当委員会は、6月10日、18日及び24日に委員会を開催し、慎重審査いたしました結果、議案2件についてはいずれも承認、議案5件についてはいずれも原案のとおり可決すべきと決しました。 以下、審査の概要について御報告申し上げます。 まず、議案第42号専決処分の承認について(令和2年度鳴門市一般会計補正予算(第2号))でありますが、歳入については、企業からの寄附金に伴う寄附金の増額、新型コロナウイルス感染症対策基金からの基金繰入金の増額を行ったものであり、歳出については、行政視察等の中止に伴い不用となる議会費の減額を行い、同減額分と寄附金を原資に新型コロナウイルス感染症対策基金へ積み立てるほか、新型コロナウイルス感染症対策緊急支援策第二弾となる水道料金の免除に伴う一般会計からの繰出金並びにふるさと鳴門便(がんばる学生応援プロジェクト)及び保育従事者応援給付事業に要する費用を計上したものでありました。 まず、委員からは、ふるさと鳴門便(がんばる学生応援プロジェクト)の対象者のうち、本市出身で現在は県外に単身で在住し、県外の大学等に通っている方の人数はどのように把握したのかとの質疑があり、理事者からは、市内の高等学校の卒業生で大学等への進学のために県外に出た市内に住所を有する学生の人数の推計であるとの説明がありました。 さらに、委員からは、現時点での申請件数申請期限について質疑があり、理事者からは、令和2年6月17日時点で355件、予定件数の約64%に当たる申請があり、申請期限については6月末までであるが、7月末まで延長しようと考えているとの説明がありました。 また、委員からは、保育従事者応援給付事業について、なぜ現金での給付ではなく、クオカードの配付なのかとの質疑があり、理事者からは、スピード感を持って事業を実施するために現金の給付ではなくクオカードの配付を選択したとの説明がありました。 さらに、委員からは、保育従事者応援給付事業の対象者について質疑があり、理事者からは、正規職員・非正規職員を問わず、市内の認可保育所認定こども園、児童館、児童クラブに勤務する保育士や事務員などの保育従事者を対象としたとの説明がありました。 委員会では、採決の結果、全会一致で承認すべきと決しました。 次に、議案第43号専決処分の承認について(令和2年度鳴門市水道事業会計補正予算(第1号))でありますが、新型コロナウイルス感染症対策として実施した5月請求分の水道料金の免除に伴い、収益的収入について給水収益を減額し、一般会計からの補助金を増額する補正を行ったものでありました。 委員会では、採決の結果、全会一致で承認すべきと決しました。 次に、議案第44号令和2年度鳴門市一般会計補正予算(第3号)でありますが、歳入については、過疎地域等自立活性化推進交付金新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金公立学校情報機器整備費補助金などの国庫補助金の増額、企業からの寄附に伴う寄附金の増額、財政調整基金庁舎整備基金新型コロナウイルス感染症対策基金からの基金繰入金の増額、新庁舎建設事業債などの市債の増額を行うものであり、歳出については、社会経済活動の再開に向けて必要となる感染拡大防止策や生活・地域活動支援策地域経済対策を盛り込んだ新型コロナウイルス感染症対策緊急支援策第三弾に要する費用を計上するとともに、新庁舎建設事業公立学校情報機器購入事業などの本市の将来のまちづくりを見据えた中で重要となる施策に要する費用を計上したものでありました。 まず、委員からは、新型コロナウイルス対策地域活動推進補助金の内容及び周知方法について質疑があり、理事者からは、まちに活気を与える市民活動を行う団体などに対して20万円を上限に補助金を交付するものであり、市で事例を作成し、事業者に声かけを行うとともに、広報なるとやリビング鳴門などで周知を行うとの説明がありました。 次に、委員からは、避難所感染症緊急対策事業について、どのような物資や資機材を整備する予定なのかとの質疑があり、理事者からは、消毒液や非接触型体温計簡易ベッド空間除菌脱臭機の購入を予定しているが、空間除菌脱臭機については人体への安全性が確認された後に購入を検討することとし、今後、国等の公的機関から示される情報を確認しながら安全に使用できるものを検討していきたいとの説明がありました。 さらに、委員からは、避難所感染症緊急対策事業で整備した物資や資機材を使用した訓練が必要ではないのかとの質疑があり、理事者からは、資機材に触れる機会を設けながら、適切な使用ができる体制を築いていきたいとの説明がありました。 次に、委員からは、市民活動支援備品貸出事業について、市民活動団体が主催する各種事業を支援するために、空間除菌ができるミスト散布機を購入し、貸し出すとのことであるが、何を散布するのかとの質疑があり、理事者からは、次亜塩素酸水次亜塩素酸ナトリウムとは違ったものを考えているが、WHOが消毒剤を人体に噴霧することは、いかなる状況であっても推奨されないと見解を表明したため、人体への安全性が確認された後に予算執行を検討するとの説明がありました。 また、委員からは、公立保育所再編事業について、地域の方の注目度が高い事業であるため、アンケート調査を行うなど市民の意見を聴取すべきではなかったのかとの質疑があり、理事者からは、市民の意見を聴取することは重要であるが、候補地を市中心部の市有地にするということは、審議会の了承を得た公立保育所再編計画に明記していることから、建設場所の決定は市のみの判断で行ったとの説明がありました。 次に、委員からは、公営住宅整備事業について、対象となる市営住宅及び改修する戸数について質疑があり、理事者からは、矢倉団地単身者向け1戸と世帯向け1戸の合計2戸を改修し、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による離職退去者の一時的な受け入れ先を確保する予定であるとの説明がありました。 さらに、委員からは、受け入れ先の部屋については、風呂の設置が必要なのではないかとの質疑があり、理事者からは、世帯向けの3DKについては風呂釜と給湯器を設置し、単身者向けの2DKについては風呂釜を設置するスペースがないため、給湯器のみを設置し、市が被災者用住宅として維持管理していくとの説明がありました。 また、委員からは、入居者に対して支援制度などの案内やアドバイスをあわせて行うべきであるとの意見がありました。 次に、委員からは、公立学校情報機器購入事業のスケジュールについて質疑があり、理事者からは、県の共同調達により導入する予定であり、県がことし8月に入札を執行する予定であることから、年度内には導入できるとの説明がありました。 また、委員からは、公立学校情報機器購入事業の予算の内訳について質疑があり、理事者からは、備品購入費については、小学校2,531台、中学校1,243台のタブレット型端末を導入するための費用として合計1億6,983万円、小学校13校分、中学校6校分の教育用サーバーを導入するための費用として合計1,882万円を計上しており、消耗品費については、導入するタブレット型端末セキュリティーソフトを導入するための費用として302万円を計上しているとの説明がありました。 さらに、委員からは、導入するタブレット型端末の機種について、現在、使用しているパソコンなどと統一したOSにする必要があるのではないかとの質疑があり、理事者からは、教育現場の意見を確認した上で決定したいとの説明がありました。 また、委員からは、今後、見込まれる機器の更新時の財源はどのように確保するのかとの質疑があり、理事者からは、機器の更新に係る国の予算措置は明言されていないが、国のGIGAスクール構想方針自体は今後も変わらないと考えられるため、国の予算措置があれば有効に活用したいとの説明がありました。 さらに、委員からは、機器の拡張性を考慮に入れた機種選定を行ってほしいとの意見がありました。 次に、委員からは、書籍消毒機等購入に関し、購入予定の書籍消毒機の本体価格について質疑があり、理事者からは、税込み97万9,000円で予算計上しているとの説明がありました。 また、委員からは、書籍消毒機の運用方法について質疑があり、理事者からは、返却する際に利用者が除菌を行う場合や返却を受けた職員が除菌を行う場合があり、今後は図書館の職員と相談しながら運用方法を決めていきたいとの説明がありました。 さらに、委員からは、効果的なウイルス対策を行うため、書籍消毒機の運用基準を作成する必要があるとの意見がありました。 委員会では、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきと決しました。 次に、議案第45号令和2年度鳴門市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)でありますが、歳入については、県補助金を増額するものであり、歳出については、新型コロナウイルス感染症等により労務に服することができない被用者に対する傷病手当金を新設するものでありました。 委員会では、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきと決しました。 次に、議案第46号令和2年度鳴門市水道事業会計補正予算(第2号)でありますが、収益的収支については、支出として、木津送水管の漏水修繕費用を増額するものであり、資本的収支については、収入として、対象工事の追加等による企業債の増額、国の内示を受けて国庫補助金の増額を行うとともに、支出として、木津送水管の布設がえに係る基本計画作成等の委託料及び平草送水管の布設がえに係る工事費を増額するものでありました。 委員会では、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきと決しました。 次に、議案第53号令和2年度鳴門市一般会計補正予算(第4号)でありますが、歳入については、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金やひとり親世帯臨時特別給付金に係る母子家庭等対策総合支援事業費補助金、学校の再開へ対応するための感染症対策・学習保障等支援事業補助金などの国庫補助金の増額、新型コロナウイルス感染症対策基金からの基金繰入金の増額、令和元年度決算の確定に伴う繰越金の増額を行うものであり、歳出については、国の第2次補正予算成立に伴うひとり親世帯臨時特別給付金の支給、学校の再開に必要となる備品や教材、保健衛生用品などの購入代の増額を行うとともに、市単独施策として、5月請求分に引き続き6月請求分の水道料金を免除するため、一般会計から繰出金を計上するほか、イベント等がキャンセルとなった文化会館の空きホールを活用し、県内の小・中高生の文化部の活動を支援する「文化部の思い出づくり」事業や国のGo To トラベルキャンペーンが開始するまでの間、需要を喚起し、市内飲食店や観光業を支援する市内飲食店支援事業、県外在住者対象マイカー観光誘客事業を実施するための費用などの補正を行うものでありました。 まず、委員からは、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の本市への配分額について質疑があり、理事者からは、国の今年度の第1次補正予算分については、本市の交付限度額は2億233万7,000円と国から示されており、第2次補正予算分については、現在のところ交付限度額は示されていないが、第1次補正予算額と同程度以上の交付限度額が示されるのではないかと考えているとの説明がありました。 また、委員からは、予備費を8,000万円増額する根拠について質疑があり、理事者からは、本市の9月補正予算が成立するまでに発生する可能性のある不測の事態に対応できるよう、当初予算で計上している予備費2,000万円と合わせて合計1億円の予備費を確保するものであるとの説明がありました。 さらに、委員からは、財政調整基金や減債基金への積立額について質疑があり、理事者からは、昨年度と同程度の積立額であるとの説明がありました。 次に、「文化部の思い出づくり」事業の事業期間について、なぜ令和2年9月30日までなのかとの質疑があり、理事者からは、受験や就職活動の時期と重ならないよう事業期間を設定しているが、申請の状況や意見を踏まえて検討するとの説明がありました。 また、委員からは、ひとり親世帯臨時特別給付金の対象世帯数と給付額の算定の基礎となる児童数について質疑があり、理事者からは、国の制度の対象世帯は639世帯で、給付額の算定の基礎となる児童数は941人であり、市単独事業分の対象世帯数は70世帯で、給付額の算定の基礎となる児童数は105人であるとの説明がありました。 また、委員からは、市内飲食店支援事業の抽せんによる当選本数及び対象店について質疑があり、理事者からは、当選本数については1,000本を予定しており、対象店については、テークアウトやデリバリーのみの営業を基本とする店舗を除く市内飲食店が対象となるとの説明がありました。 また、委員からは、応募に必要な使用金額及び事業期間について質疑があり、理事者からは、応募に必要な使用金額については、1口につき1カ月の累計で1万円以上使用することが条件であり、事業期間については、利用対象期間が令和2年7月1日から令和2年7月31日までで、応募締め切り日が令和2年8月31日であるとの説明がありました。 さらに、委員からは、当選するうずとく商品券は何円相当のものなのかとの質疑があり、理事者からは、5,000円相当であるとの説明がありました。 次に、委員からは、市内の対象店の数について質疑があり、理事者からは、平成28年度の経済センサスによる市内の飲食店のうち、テークアウトやデリバリーのみの営業を基本とする店舗を除く飲食店の数は約270店と示されているとの説明がありました。 また、委員からは、市内飲食店支援事業を実施することとなった経緯について質疑があり、理事者からは、本市の新型コロナウイルス感染症対策緊急支援策第一弾で実施したがんばれ鳴門の飲食店応援事業(テークアウト購入促進事業)に参加している55店舗の現在の状況や意見を踏まえながら、国のGo To イートキャンペーンが実施されるまでの間の経済対策として実施することとしたとの説明がありました。 さらに、委員からは、市内飲食店支援事業の周知方法について質疑があり、理事者からは、市公式ウエブサイト、広報なると、新聞などで周知を行う予定であるとの説明がありました。 次に、委員から、県外在住者対象マイカー観光誘客事業の抽せんによる当選者数及び周知方法について質疑があり、理事者からは、抽せんによる当選者数については200名を予定しており、周知方法については、市公式ウエブサイトや観光協会等のウエブサイト、市内のホテルや美術館等のウエブサイト、サービスエリアでのチラシの配布などで周知を行う予定であるとの説明がありました。 さらに、委員からは、高速道路の利用を条件とした理由について質疑があり、理事者からは、令和2年6月19日に県境を越える移動の自粛が全面解除されたことから、まずは、近隣府県からの誘客を図るため、高速道路の利用を条件としたとの説明がありました。 次に、委員からは、学校における新型コロナウイルス感染症予防等対策事業の内容について質疑があり、理事者からは、小・中学校の再開に伴う感染症対策及び学習保障に必要な取り組みを学校の実情に応じて迅速かつ柔軟に行えるよう消耗品や備品等を購入するものであり、具体的には、換気のためのサーキュレーターや飛沫感染予防の間仕切り用のビニールシートなどの購入が想定されているとの説明がありました。 また、委員からは、小・中学校への保健衛生用品購入の内容について質疑があり、理事者からは、本来、小・中学校の保健衛生用品の購入費については、毎年一定額を計上しているが、このたびの補正予算は、国の補正予算の成立に伴い、新型コロナウイルス感染症対策のため、小・中学校に配備する保健衛生用品を国庫補助対象として追加購入する経費を計上したものであり、購入するものの具体例として、マスクやアルコール消毒液、非接触型体温計などが国から示されているとの説明がありました。 委員会では、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきと決しました。 次に、議案第54号令和2年度鳴門市水道事業会計補正予算(第3号)でありますが、新型コロナウイルス感染症対策として実施する6月請求分の水道料金の免除に伴い、収益的収入について給水収益を減額し、一般会計から補助金を増額する補正を行うものでありました。 委員からは、新型コロナウイルス感染症の影響による使用水量の変化について質疑があり、理事者からは、5月分で比較すると、一般用の使用水量については、給水人口が年々減少している中でも、前年同月比で約2.4%増加しているが、営業用については約36%減少しており、営業の自粛などによる影響があらわれているのではないかと考えているとの説明がありました。 委員会では、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきと決しました。 以上が、当委員会の審査報告であります。よろしく御賛同賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(宅川靖次君) 以上で、各常任委員長の報告を終わります。 これより、質疑に入ります。 ただいまのところ、質疑の通告はありませんので、質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終結いたします。 これより、討論に入ります。 ただいまのところ、討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これをもって、討論を終結いたします。 これより、議案第42号及び議案第43号の2議案を一括採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、いずれも承認であります。 本案は、いずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって、本案は、いずれも承認されました。 次に、議案第44号から議案第50号まで及び議案第52号から議案第54号までの10議案を一括採決いたします。 本案に対する委員長の報告は、いずれも原案可決であります。 本案は、いずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって、本案は、いずれも原案のとおり可決されました。 次に、請願第9号徳島県主要農作物種子条例の制定を求める意見書の提出に関する請願書を採決いたします。 本件に対する委員長の報告は、採択であります。 本件は、委員長の報告のとおり採択することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって、本件は、委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。    ────────────────────────────────── △日程第2 意第1号 徳島県主要農作物種子条例の制定を求める意見書 ○議長(宅川靖次君) 日程第2、意第1号徳島県主要農作物種子条例の制定を求める意見書を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔14番 東 正昇君登壇〕 ◆14番(東正昇君) それでは、徳島県主要農作物種子条例の制定を求める意見書の提案理由説明を申し上げます。 なお、提案理由につきましては、意見書案の朗読をもってかえさせていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。 主要農作物種子法の廃止により、各県が行ってきた種子の改良や安定供給の取り組みに法的な裏づけがなくなり、今後、稲などの種子価格の高騰や地域条件に適合した品種の生産・普及などが衰退するのではないかと農業従事者、農業関連団体、消費者に懸念の声が上がっています。主食であるこれらの安定供給は、国の食料安保のために確保されなければならないと思われます。 今後も、現行の種子生産・普及体制を生かし、本県農業の主要農作物の優良な種子の安定供給や品質確保の取り組みを後退させることなく、さらには農業従事者、農業関連団体、消費者の不安を払拭させるため、下記のとおり主要農作物種子法にかわる県条例の制定を要望します。 1、主要農作物種子法のもとで行われていた種子の生産を県が責任を持って行い、多様性に富んだ優良な種子の安定供給を図り、主要農作物等の品質の確保及び安定的な生産に寄与する条例を制定してください。 2、主要農作物等の種子の生産は公的な財政措置に基づき継続されるよう条例に明記してください。 3、公的な種子生産の存続と優良で安全な種子の確保のために、原種・原原種の生産と保存、圃場指定、圃場審査、生産物審査、種子計画の策定を県が責任を持って行う条例を制定してください。 4、気候変動を初めとする災害が多発する中で、種子の多様性こそが環境の激変を乗り越える鍵となり、多様性に富んだ種子の保存が不可欠となりつつあります。県は、阿波の伝統作物及び将来に向けて種子生産を継続する必要がある在来品種について、種子の安定確保のための採種技術の指導を行うとともに、遺伝資源としての種子の維持、保存に対する支援を行う条例を制定してください。 5、県は、食の安全・安心推進条例において、県民の健康と安心して暮らせる生活を県民に提供すべく努力されてきました。農作物やその起源となる種子に関して、遺伝子組み換え作物と他の作物との交雑及び遺伝子組み換え作物の他の作物への混入の防止に関する項目が入っております。遺伝子組み換えやゲノム編集という遺伝子操作は未知の分野で、その安全性も確立されていないこともあり、安全・安心が確立されていない技術を用いて種子や農作物の生産を行わないことを条例に含めてください。 以上が、徳島県主要農作物種子条例の制定を求める意見書の提案理由説明でございます。よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宅川靖次君) これより、質疑に入ります。 ただいまのところ、質疑の通告はありませんので、質疑なしと認めます。 これをもって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって、本案については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより、討論に入ります。 ただいまのところ、討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これをもって、討論を終結いたします。 これより、意第1号を採決いたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 起立多数であります。 よって、本案は、原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 ただいま、意第1号が議決されましたが、字句の整理、提出先については議長に委任されたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって、字句の整理、提出先は、議長に委任することに決しました。    ────────────────────────────────── △日程第3 同意第2号 農業委員会委員の任命について ○議長(宅川靖次君) 日程第3、同意第2号農業委員会委員の任命についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。     〔市長 泉 理彦君登壇〕 ◎市長(泉理彦君) ただいま、上程されました同意第2号農業委員会委員の任命についてでございますが、提案理由の御説明を申し上げます。 本市の農業委員会委員の任期が、本年の7月19日をもちまして満了となります。農業委員会委員の任命に当たっては、農業委員会等に関する法律第9条第1項の規定に基づき、あらかじめ農業者、農業者の組織する団体、その他の関係者に対し、候補者の推薦を求めるとともに、委員になろうとする者の募集を行うこととされておりますことから、令和2年1月10日から2月10日までの間、農業委員会委員候補者の推薦を求めるとともに、公募を行いました。 推薦、応募いただきました方については、外部有識者等で組織される鳴門市農業委員会委員候補者評価委員会において御審議いただき、3月25日に20名の方について農業委員会委員候補者とすることが適当であるとの報告を受けました。 そこで、同候補者を農業委員会委員に任命するに当たりまして、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により議会の同意を求めるものでございます。 今回、任命いたしたいと考えております20名の方につきましては、里浦町粟津にお住まいの林 博子さん、里浦町粟津にお住まいの中井 弘さん、里浦町里浦にお住まいの高田吉敏さん、大麻町大谷にお住まいの石園順市さん、大麻町池谷にお住まいの谷口清美さん、大麻町中馬詰にお住まいの里見廣治さん、大麻町東馬詰にお住まいの廣瀬元則さん、大麻町三俣にお住まいの竹村 昇さん、大麻町津慈にお住まいの藤江厚子さん、大麻町板東にお住まいの井上富夫さん、撫養町南浜にお住まいの稲木伸顕さん、鳴門町土佐泊浦にお住まいの向 栄治さん、瀬戸町北泊にお住まいの小川 佳さん、北灘町折野にお住まいの大西善郎さん、大津町大代にお住まいの平瀬惣一さん、大津町矢倉にお住まいの藤本詳治さん、大津町大幸にお住まいの濱堀秀規さん、大津町木津野にお住まいの増金義文さん、大津町吉永にお住まいの松浦秀樹さん、大津町長江にお住まいの林 恭子さんです。 以上、20名の方は本市の農業委員会委員として適任であると考えております。どうか議員皆様方の満場一致の御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(宅川靖次君) お諮りいたします。 本案については、正規の手続を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって、本案は、正規の手続を省略し、直ちに採決することに決しました。 これより、同意第2号を採決いたします。 本案は、同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって、本案は、同意されました。    ──────────────────────────────────
    △日程第4 常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続調査について ○議長(宅川靖次君) 日程第4、常任委員会及び議会運営委員会の閉会中の継続調査についてを議題といたします。 本件については、各常任委員長及び議会運営委員長から、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。 各常任委員長及び議会運営委員長の申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって、本件については、閉会中の継続調査に付することに決しました。 以上をもって、今期定例会に付議されました事件は、全て議了いたしました。 市長から御挨拶がございます。     〔市長 泉 理彦君登壇〕 ◎市長(泉理彦君) それでは、第2回定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶申し上げます。 議員各位におかれましては、去る6月10日から本日までの21日間にわたりまして終始熱心に御審議を賜り、まことにありがとうございました。 また、提出いたしました各議案につきましては、全て原案どおり可決いただき、重ねて厚くお礼を申し上げる次第でございます。 一般質問及び委員会審査を通じまして皆様方から賜りました御意見、御提言につきましては、これを真摯に受けとめ、今後の市政運営に生かしてまいる所存であります。 さて、今期定例会の一般質問におきましては、本市の新型コロナウイルス感染症の対応につきまして、さまざまな角度から御質問をいただき、本市の対応につきまして御答弁させていただきました。 会期中の6月19日には、政府は都道府県境をまたぐ移動の自粛要請を全面的に解除するとともに、プロスポーツにつきましても、無観客でありますが再開が認められました。 また、6月26日には、県内で6例目の新型コロナウイルス感染症が確認され、現在、濃厚接触者の把握と積極的疫学調査が行われています。 新型コロナウイルス感染症の課題は、第2波、第3波の感染拡大を防止することと社会生活、地域経済の回復を図ることをどのように両立させていくかとなります。 先ほど可決いただきました補正予算につきましては、現在、本市が考えております感染拡大の防止と地域経済の回復に資する各種施策を盛り込んでおります。今後、新型コロナウイルス感染症が市民の皆様に与える影響は不透明ではありますが、新しい生活様式への順応が求められるなど、決して小さくはないと考えております。 市では、その影響を少しでも和らげるため、関係団体や関係機関等と連携を図り、国、県の支援の対象とならない部分のきめ細やかな支援をそれぞれのフェーズに合わせ適切な時期に迅速に展開してまいります。 次に、開会日の所信で愛称を紹介いたしました3羽のコウノトリのひな、渦、海、めいが6月16日無事巣立ちを迎えました。本市で生まれたコウノトリが巣立つのは4年連続で、計11羽となります。今後は、3羽とも健やかに成長を遂げ、さきに巣立ったコウノトリとともに全国へ羽ばたいて、コウノトリが選んだまち鳴門をPRしてくれることを期待しております。 次に、6月12日、13日、住民団体鳴門縁の会と飲食店グループNARUTOGOの企画でうずしお会館駐車場においてグルメイベント鳴門テイクアウト村が開催されました。当日は、午前11時の販売開始前から飲食店7店の持ち帰り料理などを買い求める大勢のお客が列をつくり、正午を待たずに売り切れが続出しておりました。今後におきましては、今期定例会で議決いただきました新型コロナウイルス対策地域活動推進補助金を活用いただき、新型コロナウイルス感染症に負けない地域活動を企画、実施していただければと思います。 次に、新型コロナウイルス感染症対策を図る上で、6月15日にボートレース鳴門の外向発売所エディウィン鳴門、翌16日にはボートレース鳴門本場を再開いたしました。エディウィン鳴門の再開とともに指定席棟Blancheがオープンし、再開初日は合わせて延べ1,225人のファンに御来場いただきました。また、本場の再開初日には入場規制の上限を超えるお客様に訪れていただきましたが、新型コロナウイルス感染症対策のため、先着800人のお客様に御来場いただき、エンジン音が響く迫力あるレースを満喫していただきました。来月21日からボートレース鳴門で開催されるSG第25回オーシャンカップは、残念ながら無観客レースとなることが決定しておりますが、引き続き感染防止対策を徹底してお客様が安心してレースを楽しんでいただけるよう努めてまいります。 次に、新型コロナウイルスの影響により長期間延期となっていたプロスポーツの再開についてであります。 本市をホームタウンとする徳島ヴォルティスのJ2リーグ戦が6月27日より再開し、徳島インディゴソックスの四国アイランドリーグプラスが6月20日に開幕しました。 本市におきましては、公式戦の再開に合わせ両チームの応援機運を再度盛り上げるため、プロスポーツ応援マスクシールを市民の皆様にお配りしております。シールをマスクに張っていただくことにより、市民一丸となって鳴門のプロスポーツを応援していただけたらと思います。 プロスポーツの試合については、当面は無観客試合となっておりますが、段階的にスタジアムでの応援も可能となってまいりますので、今できる応援をみんなで行い、鳴門のプロスポーツを盛り上げていきましょう。市民の皆様の変わらない熱い応援をよろしくお願いいたします。 最後に、新型コロナウイルス感染症が終息するまで長期化することが想定されており、本市としましては、新しい生活様式を受け入れた上で、まちににぎわいを取り戻す方法を新たに模索する必要があると考えております。議員の皆様、市民の皆様におかれましては、今後ともお力添えをいただきますようよろしくお願いいたします。 なお、28日の地域説明会並びに昨日の全員協議会におきまして、クリーンセンターの管理につきまして御説明させていただきました。本件に関し、関係職員について7月1日付で処分を行います。また、市民の皆様に多大な御心配や御不安を抱かせていることを重く受けとめ、今後、私自身と副市長の給料減額をいたしたいと考えております。 最後になりますが、議員皆様方におかれましては、くれぐれも御健康に十分御留意の上、ますます御活躍されますよう御祈念を申し上げまして閉会の挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。     〔議長 宅川靖次君登壇〕 ○議長(宅川靖次君) 令和2年第2回定例会閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 議員各位におかれましては、6月10日の開会以来、21日間にわたりまして各補正予算議案を初め、重要案件について終始熱心に御審議していただきました。厚くお礼申し上げます。 また、市長を初めとする理事者の皆さんにおかれましては、新型コロナウイルス感染症の対応のため、お忙しいところ本会議、委員会等において懇切丁寧な御答弁をいただき、ありがとうございました。 議員各位から出されました意見、要望を参考としていただき、各種事業の推進に取り組んでいただきますようお願いいたします。 結びとなりますが、議員、理事者の皆さんにおかれましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大については、依然として予断を許さない状況が続いておりますので、対応等に十分御留意されますことをお願い申し上げまして、令和2年第2回定例会閉会の御挨拶とさせていただきます。     〔議長 宅川靖次君 議長席に着席〕 ○議長(宅川靖次君) これをもって、令和2年第2回定例会を閉会いたします。     午前11時3分 閉会    ──────────────────────────────────地方自治法第123条第2項の規定による署名者  鳴門市議会 議 長  鳴門市議会副議長  会議録署名 議 員  会議録署名 議 員...